特別展 山口県立萩美術館・浦上記念館名品展 やきものが好き、浮世絵も好き
山口県立萩美術館・浦上記念館は、萩市出身の実業家・コレクターの浦上敏朗が、中国・朝鮮陶磁と浮世絵版画をあわせて約2500点を県に寄贈したことを機に、1996年に開館した美術館である。今展では、同館のコレクションから東洋陶磁と浮世絵を計192点厳選して展示。陶磁器は先史時代の土器や、唐三彩、高麗青磁など。浮世絵は鈴木春信、喜多川歌麿の美人画や葛飾北斎の「富嶽三十六景」などの名品がそろう。なお根津美術館では初の浮世絵版画展示となる。浮世絵作品は全て展示替えあり(6月25日より)。
【会期】 2013年6月1日(土)~7月15日(月・祝)
【会場】 根津美術館(東京都港区南青山6-5-1) ☎03-3400-2536
【開館時間】 10:00~17:00(入場は閉館30分前まで)
【休館】 月曜ただし祝日開館
【料金】 一般1200円 学生1000円
障がい者手帳をお持ちの方と介護者1名、中学生以下は無料
【関連リンク】 根津美術館
「新美術新聞」2013年6月11日号(第1314号)4面より