日本美術に繰り返しあらわれる、さまざまな「妖怪」たち。北斎や国芳、広重らの浮世絵から、明治期の新聞錦絵、小川芋銭の作品など、「妖怪」は広く庶民に親しまれ、多彩な表現となって日常に浸透してきた。
今展では、江戸時代から現代まで、広く「妖怪」像を紹介する。池田龍雄や山下菊二に、水木しげる原画12点、現代では松井冬子の幽霊画(本画、下絵)のほか、フジイフランソワ、人形作家・鎌田紀子など、「怖い」も「かわいい」も一堂に会する。日本人の世界観の変遷を「妖怪」の視点から見通す魅力的な試みとなるだろう。会期中、一部展示替えあり。
【会期】 2013年7月13日(土)~9月1日(日)
【会場】 横須賀美術館(神奈川県横須賀市鴨居4-1)
☎046-845-1211
【休館】 8月5日(月) 【開館時間】 10:00~18:00
【料金】 一般900円 高大生・65歳以上700円
【関連リンク】 横須賀美術館
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「新美術新聞」2013年7月1日号(第1316号)4面より
〈招待券プレゼント〉
同展の招待券を、10組20名様にプレゼントいたします。
メールのタイトルに「妖怪を追え展 招待券プレゼント」とご記入の上、①郵便番号②住所③氏名④年齢⑤職業⑥当サイトへのご意見 を以下のメールアドレスまでお送りください。
締切 7月15日必着
※応募多数の際は抽選とさせていただきます。なお当選者の発表は、発送をもってかえさせていただきます。