三井記念美術館が夏に企画する「美術の遊びとこころ」シリーズの一つで、今展は、イメージ豊かな妖怪の世界をテーマにしている。
中世から近世までの日本の妖怪変化の歴史を、能面・絵巻・浮世絵・版本などの優品でたどり、現代の妖怪を代表する水木しげる氏の「ゲゲゲの鬼太郎」につながる妖怪の系譜を見渡す。歌川国芳や月岡芳年の浮世絵の妖怪、山姥の面、動物や器の妖怪のほか、水木氏が描いた原画25点を展示。「外道を調伏する安倍晴明」は絵巻の場面をフィギュアで復元した展示。日本美術に占める鬼や妖怪の存在が見直せることだろう。
【会期】 2013年7月6日(土)~9月1日(日)
【会場】 三井記念美術館(東京都中央区日本橋室町2―1―1三井本館7階)☎03―5777―8600
【休館】 月曜(祝日・8月12日開館)、祝翌日
【開館時間】 10:00~17:00(入館は閉館30分前まで)
【料金】 一般1200円 大学生・高校生700円 中学生以下無料 70歳以上700円(要証明) 障がい者手帳提示者と介助者1名(要証明)は無料
【関連リンク】 三井記念美術館
「新美術新聞」2013年7月1日号(第1316号)4面より
〈招待券プレゼント〉
同展の招待券を、5組10名様にプレゼントいたします。
メールのタイトルに「大妖怪展 招待券プレゼント」とご記入の上、①郵便番号②住所③氏名④年齢⑤職業⑥当サイトへのご意見 を以下のメールアドレスまでお送りください。
締切 7月31日必着
※応募多数の際は抽選とさせていただきます。なお当選者の発表は、発送をもってかえさせていただきます。