近代洋画の父と呼ばれ、明治から大正の日本洋画界に多大な影響を与えた黒田清輝(1866~1924)。法律家を目指してフランスへ渡るが、パリで絵画に興味を抱いたのを機に、外光派の画家ラファエル・コランに師事し西洋の本格的な絵画技術を学び、帰国後はそれまでになかった明るい外光表現を日本へもたらした。
今展では、代表作「湖畔」「智・感・情」(いずれも重要文化財)をはじめ、初期から晩年までの作品約150点を一堂に集め、巨匠・黒田清輝の輝かしい功績をたどる。
【会期】 2013年7月13日(土)~8月25日(日)
【会場】 長野県信濃美術館(長野市箱清水1-4-4)☎026-232-0052
【休館】 水曜、ただし8月14日開館 【開館時間】 9:00~17:00(入館は閉館30分前まで)
【料金】 大人1200円 大学生1000円 高校生以下無料
【関連リンク】 長野県信濃美術館
記念講演会「時代を拓いた人-黒田清輝に迫る」
【日時】 7月13日(土) 11:00~12:30
【講師】 山梨絵美子氏(東京文化財研究所企画情報部 副部長)
【会場】 長野県信濃美術館3階講堂
※ 参加無料、要観覧券
「新美術新聞」2013年7月11日号(第1317号)4面より