【香川】 東山魁夷と建築家吉村順三 住空間と日本美の饗宴

2013年07月27日 14:59 カテゴリ:最新の展覧会情報

 

東山魁夷邸 撮影:野中昭夫

東山魁夷邸 撮影:野中昭夫

東山魁夷と東京美術学校の同期生・吉村順三が協働で推進した仕事を振り返る展覧会が開催されている。ニューヨーク近代美術館の依頼で吉村が設計した日本館「松風荘」(現在フィラデルフィアに移築)に魁夷は障壁画を制作。吉村が基本設計を任された皇居新宮殿の壁画「朝明けの潮」も魁夷が手がけた。また吉村は魁夷の自邸も設計、施主の依頼に基づき、平屋で質素な住居が建てられた。今展は皇居新宮殿と松風荘に関する本画やスケッチ、東山邸の模型や設計図などを通して住空間への意識と日本美の本質を探る。

 

【会期】 2013年7月19日(金)~9月1日(日)

【会場】 香川県立東山魁夷せとうち美術館(坂出市沙弥島字南通224―13)☎0877-44-1333

【休館】 会期中無休

【開館時間】 9:00~17:00(入館は閉館30分前まで)

【料金】 一般・大学生600円 高校生以下・65歳以上無料(要証明書)

【関連リンク】 香川県立東山魁夷せとうち美術館

 

「新美術新聞」2013年8月1・11日号(第1319号)4面より

 


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