「ベッヒャー派」のひとりであり、ドイツの現代写真を代表する写真家、アンドレアス・グルスキー(1955年生まれ)の日本初個展が、東京・国立新美術館で開催されている(来年2月に大阪・国立国際美術館へ巡回)。
グルスキーはデジタル技術も駆使し、巨大な画面のすみずみまでピントがあい、人間の視覚領域をこえた新たな写真作品から国際的に高く評価されてきた。今展では80年代の初期作品から日本に取材した「東京証券取引所」や、最新作「カタール」、コンセプチュアルな傾向を強める近年の「オーシャン」シリーズなど、作家本人が厳選した約65点が出品。
年代順ではなく、作品の新旧・大小が織り交ざるような展示方法も注目したいところ。絵画作品との関連からも語られる驚異の平面表現に、国内で深く触れることのできる、貴重な機会となるだろう。
【会期】 2013年7月3日(水)~9月16日(月・祝)
【会場】 国立新美術館 企画展示室1E(東京都港区六本木7-22-2)☎03-5777-8600
【休館】 火曜
【開館時間】 10:00~18:00(金曜のみ20:00まで、入場は閉館30分前まで)
【料金】 一般1500円 大学生1200円 高校生800円
【巡回】 2014年2月1日(土)~5月11日(日) 国立国際美術館
【関連リンク】 国立新美術館
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