大野麥風(1888~1976)は、東京で生まれ、初めは長原孝太郎の指導を受け、洋画を学んだ。やがて、洋画から日本画に転向し、第1回帝国美術院展覧会では、日本画で入選している。さらに、木版画を手がけるようになり、1937年に西宮書院から出版された代表作 『大日本魚類画集』で、原画を担当し、当代一流の文化人の協力を得て、「原色木版二百度手摺り」といわれる色鮮やかな木版画集を生み出した。
本展は、『大日本魚類画集』全72点やその原画、摺り見本などの関連資料を初めて東京で公開する。
【会期】 2013年7月27日(土)~9月23日(月・祝)
【会場】 東京ステーションギャラリー(東京都千代田区丸の内1-9-1)☎03-3212-2485
【休館】 月曜ただし祝日開館、9月17日(火)
【開館時間】 10:00~18:00(金曜のみ20:00まで、入場は閉館30分前まで)
【料金】 一般900円 高・大学生700円 小・中学生400円
障がい者手帳をお持ちの方と介添者1名は無料
【関連リンク】 東京ステーションギャラリー
ギャラリートーク ※申込不要、要入館料
【日時】 8月27日(火)15:00~(約30分)
※会場混雑時は参加人数を制限する場合があります。
こどもプログラム
小中学生を対象に、鑑賞の手助けとなるワークシートを配布
〈招待券プレゼント〉
同展招待券を、5組10名様にプレゼントいたします。メールのタイトルに「大野麥風展 招待券プレゼント」とご記入の上、①郵便番号②住所③氏名④年齢⑤職業⑥当サイトへのご意見 を以下のメールアドレスまでお送りください。
締切 8月31日必着
※応募多数の際は抽選とさせていただきます。なお当選者の発表は、発送をもってかえさせていただきます。
「新美術新聞」2013年8月21日号(第1320号)4面より