インテリア・デザイン、家具デザインにおいて傑出した仕事を残した倉俣史朗(1934~91)は、重力を打ち消す軽やかさ、自由を象徴する浮遊感覚を追い求め、「ミス ブランチ」などの名作を生み出した。
今展では「浮遊するデザイン」をキーワードに、倉俣の代表作ほか、ブティックの内装の仕事なども紹介。親交のあった美術家やデザイナーの作品なども展示し、時代を超えて愛される倉俣のデザインの真髄に迫る。出品は他に、マルセル・デュシャン、高松次郎ら。
【会期】 2013年7月6日(土)~9月1日(日)
【会場】 埼玉県立近代美術館(さいたま市浦和区常磐9-30-1)☎048-824-0111
【休館】 月曜
【開館時間】 10:00~17:30(入館は開館30分前まで)
【料金】 一般1100円 大高生880円
【関連リンク】 埼玉県立近代美術館
講演会「倉俣史朗のイマジネーションの構造」
【日時】 2013年8月25日(日) 14:30~16:00
【講師】 橋本啓子(神戸学院大学専任講師)
【会場】 埼玉県立近代美術館2階講堂
【料金】 無料
※定員は先着100名(14:00開場)
「新美術新聞」2013年8月1・11日号(第1319号)4面より