松林桂月(1876~1963)は、明治・大正・昭和の三代を生き、数々の名作を残した近代日本画の巨匠。その優れた水墨技術は他の画家の追随を許さず、83歳で文化勲章を受章した。
本年は、桂月が世を去って50年の節目の年。30年ぶりに開かれる回顧展は、初公開を含む多数の作品でその豊かな芸術世界を紹介する。
掲載図版の「春宵花影」は、ニューヨーク万国博覧会に出品され、朧月夜に浮かぶ桜花の叙情性と高度な写実性を兼ね備えた表現は絶賛を受け、今日でも近代日本画の傑作の一つとされる。
【会期】 2013年8月8日(木)~9月16日(月・祝)
【会場】 山口県立美術館(山口市亀山町3-1) ☎083-925-7788
【休館】 月曜、ただし祝日開館
【開館時間】 9:00~17:00(入館は閉館30分前まで)
【料金】 一般900円 シニア700円 学生700円
【関連リンク】 山口県立美術館
記念講演会「松林桂月の生涯と芸術 -長州人として、南画人として-」
【日時】 8月31日(土)14:00~15:30
【出演】 村田隆志(大阪国際大学専任講師)
【会場】 山口県立美術館講座室
【料金】 無料(当日先着順80名)
「新美術新聞」2013年8月21日号(第1320号)4面より