「つくることが生きること」との考えから、作品制作とともに数々のアートプロジェクトを展開する日比野克彦(1958年岐阜県生まれ、東京藝術大学教授)。共同制作や舞台美術までを手がける多面性は、ジャンルをこえて活躍した岡本太郎の精神を継承していると言えるだろう。
本展では、会場である川崎と海の関わりをテーマとした公開制作なども通じて、川崎の歴史や自然との関係を見つめなおす。復興支援として始められた参加型イベント「ハートマークビューイング」は会期中の毎日午後2時から4時に参加が可能。
【会期】 2013年7月20日(土)~10月6日(日)
【会場】 川崎市岡本太郎美術館 企画展示室(神奈川県川崎市多摩区枡形7-1-5)☎044―900―9898
【休館】 月曜、祝日のとき翌日
【開館時間】 9:30~17:00(入館は閉館30分前まで)
【料金】 一般800円 高・大学生・65歳以上600円 中学生以下無料
【関連リンク】 川崎市岡本太郎美術館
「新美術新聞」2013年9月1日号(第1321号)4面より