【東京】 川内倫子展  照度 あめつち 影を見る

2012年06月18日 12:16 カテゴリ:最新の展覧会情報

 

無題 シリーズ《あめつち》より 2012年

私的な日常の光景に、光と闇、生と死、過去と現在が交錯する写真を生み出してきた川内倫子(1972年滋賀県生まれ)。2002年に写真集『うたたね』『花火』で第27回木村伊兵衛写真賞を受賞するなど、2000年以降を代表する写真家のひとりとして、国際的に活躍してきた。

 

今展では、約15年をかけて撮りためたシリーズ「Illuminance(イルミナンス)」に、大型写真作品と映像による新作シリーズ「あめつち」「影を見る」が紹介される。4×5インチの大判カメラで撮影され、約2m幅にプリントされた写真作品や大画面による映像は、これまでにない川内のスケール感をもたらすことだろう。約80点の展示構成から、その魅力と本質、新たな展開にせまる。

 

広大な宇宙のなかの、そのうちのひとつの星の地の上で、はじまりについて思いを馳せる。

地は天を映す鏡。鏡を写す写真。天と地をつなぐもの。

無題 シリーズ《Illuminance》より 2007年

闇が底をつくと光がやってくる。

(出品作に寄せた川内の言葉より)

 

 

 

【会期】2012年5月12日(土)~7月16日(月・祝)

【会場】東京都写真美術館(東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内)

☎03-3280-0099 【 休館】 月曜、ただし7月16日開館

【開館時間】 10:00~18:00(木・金曜のみ20

:00まで、入館は閉館30分前まで)

【料金】 一般700円 学生600円 中高生・65歳以上500円

【関連リンク】  www.syabi.com

 

対談 原田郁子(音楽家)×川内倫子

6月22日(金) 18:30~20:00

【会場】 同館1階ホール

【料金】 要観覧券、当日10:00より1階受付で入場券を配布、先着190名

 


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