兵庫県ゆかりの日本画家・橋本関雪(1883―1945)の生誕130年を記念して、その生誕の地・神戸で回顧展が開催される。
橋本関雪は、旧明石藩の藩儒であった橋本海関を父として現在の神戸市中央区に生まれた。12歳から日本画を学び、1903年竹内栖鳳の画塾「竹杖会」に入門、研鑽を積み、1908年第2回文展で初入選、その後受賞を重ね、官展の代表的画家としての地位を確立する。漢学の深い教養にもとづき中国の古典を題材とした作品を発表したほか、明末清初の文人画家にも傾倒し、新南画とよばれる新領域を拓いた。また動物画にも卓越した力量を発揮、多くの名作を残した。
今展は、初期から晩年までの代表作約70点を一堂に集めた。官展に出品された大作のほか、各地の所蔵家の協力により初出品される作品や、関雪のごく初期の珍しい作品も展示される。また、兵庫県立美術館のみの単館開催で巡回されない。日本の絵画界の第一線で活躍した関雪の真髄に迫る、またとない機会になるだろう。
【会期】 2013年9 月14日(土)~10月20日(日)
【会場】 兵庫県立美術館 (兵庫県神戸市中央区脇浜海岸1-1-1) ☎078-262-0901
【休館】 9月17日・24日(火)、30日(月)
【開館時間】 10:00~18:00(金・土曜日は20:00まで。入館は閉館30分前まで)
【料金】 一般1300円 大学生900円 高校生・65歳以上650円 中学生以下無料 障がい者手帳持参者と介助者1人は各当日料金の半額(65歳以上除く)
【関連リンク】兵庫県立美術館
〈招待券プレゼント〉
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締切 9月30日(月) 必着
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