花鳥模様バティック腰衣（部分）　ジャワ島　20世紀

インドネシアには数多くの島々が存在し、独自の芸術が育まれてきた。今展では女子美染織コレクションより「バティック」と「イカット」を初公開し、地域に花開く豊かな文化が紹介される。

蝋で防染するロウケツ染・バティックは、布一面に美意識が注がれ、ほのかな陶酔も誘う美しさを誇る。糸を部分的に括って防染するイカットは、大胆な模様や華やかな色使いが特徴だ。高度な技術とともに、文化の多様性を楽しむことができる。

動物模様イカット腰衣（部分）　スンバ島　19後半-20世紀

【会期】 2013年9月6日(金)～10月17日(木)

【会場】 女子美アートミュージアム（神奈川県相模原市南区麻溝台1900 女子美術大学 相模原キャンパス）☎042―778―6801

【休館】 火曜

【開館時間】 10：00～17：00（入館は閉館30分前まで）

【料金】 一般300円（学生、未就学児、65歳以上、身体障がい者手帳で無料）

【関連リンク】 女子美アートミュージアム

「新美術新聞」2013年9月21日号（第1323号）10面より