昨年4月に開催を予定されながら、東日本大震災の発生によって中止となった展覧会が、1年を経て開催されることとなった。
日本でも人気の高いアンドリュー・ワイエス(1917~2009)は、
代表作「クリスティーナの世界」(ニューヨーク近代美術館蔵)などアメリカの原風景と、そこに暮らす人々を描いた画家として知られる。
同作のモデル、クリスティーナと弟アルヴァロが住むオルソン・ハウスは、ワイエスにとって最も重要なモチーフのひとつであった。今展では、その創作を解き明かすように、重要性が世界的に評価される丸沼芸術の森所蔵の「オルソン・シリーズ」から、水彩、素描の代表作120点が公開される。
【会期】2012年5月26日(土)~7月22日(日)
【会場】宮城県美術館(仙台市青葉区川内元支倉34-1)
☎022-221-2111 【休館】月曜、7月17日、ただし7月16日開館
【開館時間】 9:30~17:00 (入館は閉館30分前まで)
【料金】 一般1000円 学生800円 小中高生300円
【関連リンク】 www.pref.miyagi.jp/bijyutu/mmoa/ja/main/index.html
講演会「ワイエスの世界-その魅力と謎-」
7月7日(土)14:00~
【講師】 海野泰男(常葉学園大学前学長)
【会場】 同館アートホール
【料金】 無料
ギャラリートーク
6月16日(土)、7月21日(土) 14:00~
【講師】 同館学芸員
【会場】 同館2階展示室入口に集合
【料金】 要観覧券