この秋、中国の美に出会う―
詩・書・画・篆刻のいずれにも優れ、清朝末期の大芸術家と評される呉昌碩(1844~1927)。日本では「明治の三筆」の一人、日下部鳴鶴などが交友しており、日本篆刻界にも大きな影響を与えている。また、彼が制作した印は富岡鉄斎や岸田劉生など多くの書家や画家、文人に愛用された。
今展では、館所蔵の栗原コレクションより、呉昌碩の書画・篆刻に師や友人、子、弟子ら周辺の書画家による作品計103点を紹介する。なお、10月12日(土)14時よりギャラリートークが予定されている。
【会期】 2013年9月1日(日)~10月20日(日)
【会場】 ふくやま書道美術館(広島県福山市西町1-1-1エフピコRiM8階)☎084-925―9222
【休館】 月曜、祝日のとき翌日
【開館時間】 10:00~19:00(入館は閉館30分前まで)
【料金】 一般500円 高校生以下無料
【関連リンク】 ふくやま書道美術館
「新美術新聞」2013年9月21日号(第1323号)2面より