香川県で制作活動を続ける彫刻家・速水史朗(1927年香川県生まれ、紫綬褒章受賞)。
その作品は東京国立近代美術館や国立国際美術館、東京都庁など全国100ヶ所以上の美術館・公共施設に設置されるなどその活躍の幅は広く、これまで瓦・石・木など多様な素材で作品を生み出してきた。
今展ではサヌカイトに焦点を当てた新作を発表。香川県坂出市で多く採取され、叩くと高く澄んだ音がすることからカンカン石とも呼ばれる。貴重な原石の優れた部分を残し、速水の技を加えた作品は見逃せない。14点を出品。
【会期】 10月21日(月)~11月2日(土)
【会場】 ギャラリーせいほう(東京都中央区銀座8-10-7) ☎03-3573-2468
【休廊】日曜
【料金】無料
【関連リンク】 ギャラリーせいほう
「新美術新聞」2013年10月21日号(第1326号) 4面より