福島県二本松市出身の日本画家・故大山忠作氏の作品を収蔵する大山忠作美術館は東日本大震災の被害を受け、同館が収容されている市民交流センターは被災者の一時避難場所に使われた。同市は今も被災民を受け入れている。
被災者や福島県民などの心の復興を目指し開催される今展は、氏名に「山」のつく文化勲章受章画伯の作品が一堂に集まる。「五星山」とは東山魁夷、髙山辰雄、平山郁夫、加山又造、大山忠作の各氏。日展、院展、創画会の所属団体の枠を超え、各作家の代表作を含む35点が出品される。
関連イベントとして、講演会(下記)のほか、10月19日(土)に片岡鶴太郎氏、11月4日(月・祝)に有馬稲子氏を招き、午後2時よりトークショーを開催。料金など問合せは岳温泉観光協会☎0243-24-2310。
【会期】 2013年10月12日(土)~11月17日(日)
【会場】 二本松市大山忠作美術館(福島県二本松市本町2-3-1二本松市市民交流センター3階)☎0243-24-1217
【休館】 会期中無休
【開館時間】 9:30~17:00(入館は閉館30分前まで)
【料金】 一般400円 高校生以下200円
【関連リンク】 二本松市大山忠作美術館
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講演会「大山忠作と戦後日本画の巨星たち」
【日時】 2013年10月27日(日) 14:00~
【講師】 早川博明氏(福島県立美術館館長)
【会場】 二本松市市民交流センター1階多目的室
【料金】 無料(定員150名)
「新美術新聞」2013年10月11日号(第1325号)4面より