江戸時代、東海道と伏見街道が交わる交通の要所として賑わった旧近江国の大津・大谷・追分周辺で描かれ、土産物として人気があった大津絵。神仏をはじめ鬼や美人、動物などが擬人化して登場し、当時の庶民文化を反映した風刺や教訓が込められている。
町田市立博物館は1976年以来大津絵を収集、現在49点を数え、コレクションの目玉の一つとなる。今展は、大津市歴史博物館のコレクションを併せた100余点(前期終了、後期約50点)が展示され、その魅力を紹介する。
【会期】 〈後期〉2014年1月18日(土)~2月11日(火・祝) ※〈前期〉は終了
【会場】 町田市立博物館(東京都町田市本町田3562)☎042‐726‐1531
【休館】 月曜、祝日の場合翌日
【開館時間】 9:00~16:30
【料金】 一般300円 中学生以上無料
【関連リンク】 町田市立博物館
「新美術新聞」2014年1月21日号(第1333号)4面より