市橋織江(1978年生まれ)は、2001年に写真家として独立後、数々の広告や雑誌、アーテイストの写真を手掛けている。映画『ホノカアボーイ』(2009年)の映像撮影、TVCMなどムービーカメラマンとしても活躍。
主な写真集に『BEAUTIFUL DAYS』(2011年 MATOI PUBLISHING)、『PARIS』(2011年 PIE BOOKS)、『Gift』(2009年 MATOI PUBLISHING)などがある。また2014年フジサンケイグループカレンダーのために、彫刻の森美術館と姉妹館・美ケ原高原美術館の四季と彫刻を撮りおろした。
今展では、未発表の作品から新作を含めた、作家自身の手焼きによるオリジナルプリント100点と大型写真で美術館という空間を構成する初の試みにも挑戦している。
市橋織江の“眼”をともに体感できる本館ギャラリー1階から中2階へと通り抜け、本館ギャラリー2階に展示された圧倒的な数の写真からは、それぞれの撮影場所の光や空気の流ればかりでなく音や匂いまでもが感じられるよう。写真家として独立して12年。その活動の中で、今ベストと思える作品を展覧する。
【会期】 2013年12月14日(土)~2014年3月2日(日)
【会場】 彫刻の森美術館 本館ギャラリー(神奈川県足柄下郡箱根町ニノ平1121)☎0460-82-1161
【休館】 無休
【開館時間】 9:00~17:00(入館は閉館の30分前まで)
【料金】 一般1600円 65歳以上・大学生・高校生1100円 中学生・小学生800円
【関連リンク】 彫刻の森美術館