武蔵野美術大学大学院を修了し、個展やコンクール展、「雨引の里と彫刻」展などで活躍する彫刻家・戸田裕介(1962年広島県生まれ、武蔵野美術大学教授)。近年は、鉄の球面が組合い、湧きあがる泡とも、雲や煙の姿とも思える魅惑的な造形作品を発表している。
今展は視覚障がい者や美術になじみの薄い鑑賞者も親しめる「タッチアートコーナー」にて開催。ラテン語の「見るもの」「触れる」を語源とした造語「spec・tactile」が示すように、見て触れて感じることのできる展覧会だ。
【会期】 2014年1月5日(日)~3月23日(日)
【会場】 川越市立美術館1階タッチアートコーナー、エントランスほか(埼玉県川越市郭町2―30―1)☎049―228―8080
【休館】 月曜
【開館時間】 9:00~17:00(入館は閉館30分前まで)
【料金】 無料
【関連リンク】 川越市立美術館
「新美術新聞」2014年2月1日号(第1334号)4面より