愛知が生んだ代表的な洋画家の一人、宮脇晴(1902~85)の作風は年代で大きく二つに分かれる。
画業の出発点で大きな影響を受けた岸田劉生らの「草土社」の影を感じる1920年代までと、それ以降のひたすら家族を描き続ける没年までの時代。
今展では前述の年代で構成を分け、豊田市美術館所蔵作を中心に他館所蔵の優品を展示。「草土社」やそれに刺激を受けた地元「愛美社」の代表作家たちの作品も展覧することで、宮脇の全体像を振り返ることができる。
【会期】 2014年1月7日(火)~4月6日(日)
【会場】 豊田市美術館(愛知県豊田市小坂本町8-5-1) ☎0565-34-6610
【休館】月曜
【開館時間】 10:00~17:30 (入館は閉館30分前まで)
【料金】 一般500円 高校・大学生400円
【関連リンク】 豊田市美術館
「新美術新聞」2014年2月11日号(第1335号)4面より