尾藤豊「帰路」1953年

「アンデパンダン」「OFF MUSEUM」といった魅力的な視点からコレクションをとらえ直す「クロニクル」シリーズなど、東京都現代美術館の常設展は戦後・現代美術を鋭くも多角的に紹介してきた。

今回は、関東大震災（1923年）以後の90年、作家はどう時代状況と向き合ってきたかという第1部と、「見ること」を起点に、鑑賞態度や芸術概念があらためて問われた60年代後半に焦点を当てる第2部より構成される。主な出品は、河原温、草間彌生、篠原有司男、三木富雄など。

岡本信治郎「笑っちまったゴッホ」1966年

【会期】 2014年2月15日(土)～5月11日(日)

【会場】 東京都現代美術館 常設展示室 1階・3階（東京都江東区三好4－1－1）☎03―5777―8600

【休館】 月曜、5月7日、ただし5月5日開館

【開館時間】 10：00～18：00（入場は閉場30分前まで）

【料金】 一般500円 大学・専門学校生400円 65歳以上・高校生250円

【関連リンク】 東京都現代美術館

「新美術新聞」2014年2月21日号（第1336号）4面より

 
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