関西とドイツのデュッセルドルフを拠点に国際的な活躍を続けている植松奎二(1947年兵庫県生まれ)。
昨年10月に「截接―軸・経度・緯度」で中原悌二郎賞を受賞し、さらに高い意識をもって挑む新作展のテーマは「重力と螺旋」の場。植松の作品は金属や木などの素材を用いて重力、引力、磁場といった通常意識しないものを視覚化し、感じさせる作品として知られている。
今展に関しては「重力と螺旋の場から地球と宇宙、自然と人間の存在にかかわる関係を示すような、小さな宇宙空間を画廊の中に創り出す」と語る。ダイナミックな展示が期待できよう。
【会期】 3月15日(土)~4月12日(土)
【会場】 ギャラリーノマル(大阪市城東区永田3-5-22) ☎06-6964-2323
【休廊】 日曜・祝日
【料金】 無料
【関連リンク】 ギャラリーノマル
「新美術新聞」2014年3月21日号(第1339号)8面より