東京美術学校を卒業後、単身パリに渡り、モディリアーニやパスキンらと並び、「エコール・ド・パリ」を代表する作家として美術史に名を残した画家・藤田嗣(1886~1968)。
今展では、藤田の没後、その作品を守り続けた故・君代夫人のコレクションを中心に、1940年代から60年代までのデッサン20点余を紹介する。優美な女性図、愛らしい子供や動物など、線描への強いこだわりを持ち続けた藤田芸術の真髄を間近に味わう好機会となる。
【会期】 4月9日(水)~26日(土)
【会場】 銀座柳画廊(東京都中央区銀座5-1-7数寄屋橋ビル3F) ☎03-3573-7075
【休廊】 無休
【営業時間】 平日10:00~19:00 土曜11:00~17:00
【料金】 無料
【関連リンク】 銀座柳画廊
「新美術新聞」2014年4月11日号(第1341号)4面より