【初台】 舟越保武:長崎26殉教者 未発表デッサン(同時開催「幸福はぼくを見つけてくれるかな?」)<招待券プレゼント>

2014年05月15日 14:42 カテゴリ:最新の展覧会情報

 

「聖ルドビコ茨木」1960年頃 墨・紙47.0×29.0cm 個人蔵

「聖ルドビコ茨木」1960年頃 墨・紙47.0×29.0cm 個人蔵

戦後日本を代表する彫刻家・舟越保武(1912~2002)は、キリスト教信仰や切支丹の受難をテーマに数々の名作を残した。

 

今展は、作家生命を賭け完成までに4年半を費やし、舟越の原点と呼べる「長崎26殉教者記念像」のための未発表デッサンを展示。彫刻家のアトリエに大切に保管されていたもので、創造の知られざるプロセスを検証することができる。26人の容姿を伝える絵画資料等は皆無だったが、残された記録から個々の性格や内面を捉え、的確に造形されたことが窺われる。写真は、司祭が捕縛されたときに自分も捕らえるように願い出て、刑場で「自分の十字架はどこ」と尋ねたという最年少12歳の信者・ルドビコ茨木。

 

尚、今展は企画展「幸福はぼくを見つけてくれるかな?」展と同時開催。同展は、コンセプチュアルな作品を多く収集するコレクター石川康晴氏のコレクションより、国際的に注目を集める10組のアーティスト(ミルチャ・カントル、オマー・ファスト、ペーター・フィッシュリ ダヴィッド・ヴァイス、ライアン・ガンダー、リアム・ギリック、ピエール・ユイグ、小泉明郎、グレン・ライゴン、島袋道浩、ヤン・ヴォー)の作品を紹介。誰もが感じることはあるが、見過ごしてしまうような現代の問題に立脚した制作を続ける彼らは、都市と自然、個人のアイデンティティと歴史、アートとは何か、など様々なアプローチによって、新しい世界の見方を示してくれる。

 

【会期】2013年4月19日(土)~6月29日(日)

【会場】東京オペラシティアートギャラリー (東京都新宿区西新宿3‐20‐2)☎03-5777-8600

【休館】月曜

【開館時間】11:00~19:00(金・土曜日は20:00まで、入館は閉館の30分前まで)

【料金】

「舟越保武:長崎26殉教者 未発表デッサン」200円(下記企画展のチケットで観覧可)

「幸福はぼくを見つけてくれるかな? ─ 石川コレクション(岡山)からの10作家」:一般1000円、大・高生800円

【関連リンク】東京オペラシティ アートギャラリー

 

 

〈招待券プレゼント〉

同展の招待券を、5組10名様にプレゼントいたします。(特別展示「舟越保武:長崎26殉教者 未発表デッサン」、「project N 56 三井淑香」、及び企画展「幸福はぼくを見つけてくれるかな? ─ 石川コレクション(岡山)からの10作家」をご覧になれます)

メールのタイトルに「舟越保武展 招待券プレゼント」とご記入の上、①郵便番号②住所③氏名④年齢⑤職業⑥当サイトへのご意見 を以下のメールアドレスまでお送りください。

present@art-news.co.jp

締切 5月25日(日)必着

 


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