ハトシェプスト女王像の頭部
Rogers Fund, 1931 (31.3.153)

ニューヨーク・メトロポリタン美術館は、世界中から集められた200万点にものぼるコレクションから「見る美術百科事典」とも称される。その同館が誇る世界有数のエジプト・コレクション約3万点から、“女性”をテーマに厳選された約200点が日本で初公開される。

見どころのひとつは、古代エジプト史上、最も重要な女性ファラオとして知られる女王ハトシェプストにまつわる作品群だろう。同館による発掘調査の成果の一部として、掲出の頭部の像をはじめ彫像などが紹介される。

また、当時の人々から信仰を集めたハトホルなど女神たちの像やレリーフ、それに王家の女性たちを彩った豪華な装身具や化粧道具を展示。当時の生活や信仰、女性たちの美意識に魅了されることだろう。

セクメト女神像
Gift of Henry Walters, 1915 (15.8.1)

【会期】 2014年7月19日(土)～9月23日(火・祝)

【会場】 東京都美術館 企画展示室（東京都台東区上野公園8―36）☎03―5777―8600

【休室】 月曜、ただし7月21日、9月15・22日は開室、7月22日、9月16日は閉室

【開室時間】 9：30～17：30（金曜日と8月12日～17日は21：00まで、入室は閉室の30分前まで）

【料金】 一般1600円　高校生800円　学生1300円　65歳以上1000円

【巡回】 2014年10月13日(月・祝)～2015年1月12日(月・祝) 神戸市立博物館

【関連リンク】

「メトロポリタン美術館 古代エジプト展 　 女王と女神」公式サイト

Images © The Metropolitan Museum of Art.

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