カストール文庫やババール絵本の誕生を中心に
ラ・フォンテーヌの「寓話」やヴェルヌの冒険物語などに代表され、日本そして世界中で親しまれるフランスの児童書。そのフランス絵本史に大きな一歩をしるしたのが「カストール文庫」だった。20世紀初頭、教育者のポール・フォシェがロシア出身の美術作家たちと組んで生み出した遊びながら学べる絵本のシリーズは今もなお刊行が続いている。
今展では日本初出展となる原画やデッサン、冊子など約350点を紹介し、フランス絵本の魅力を解き明かす。
【会期】 7月12日(土)~9月7日(日)
【会場】 うらわ美術館 (さいたま市浦和区仲町2-5-1 浦和センチュリーシティ3階) ☎048-827-3215
【休館】 月曜、ただし祝日のとき翌日
【開館時間】 10:00~17:00 (土・日曜日は20:00まで、入館はそれぞれ閉館30分前まで)
【料金】 一般610円 高校・大学生410円
【関連リンク】 うらわ美術館