日本では古くから絵画に用いられ、光り輝く美しさに人々が魅了されてきた金と銀。今展は、その使用法が飛躍を遂げる近現代の画家に着目し、その表現と魅力をたどる。
出品は、金箔を裏面に用いた特殊な和紙による横山大観「喜撰山」や、紺地に金を対比させた川端龍子「草の実」、速水御舟の傑作「名樹散椿」(重要文化財)など約70点。また、平安時代の料紙装飾や江戸時代の琳派の絵画なども併せて展示され、金・銀の多様な表現世界を深く堪能することができるだろう。
【休館】9月23日(火・祝)~11月16(日)
【会場】山種美術館(東京都渋谷区広尾3-12-36) TEL 03-5777-8600
【休館】月曜、祝日のとき翌日
【開館】10:00~17:00(入館は閉館30分前まで)
【料金】一般1200円 大高生900円 中学生以下無料
※使用済入場券(有料)の提出で、会期中入館料が団体割引料金となる「リピーター割引」有。(1名 1枚につき 1回限り有効)
※会期中、着物で来館の場合は、団体割引料金となる「きもの割引」有。
※複数の割引の併用は不可。
【関連リンク】山種美術館
「新美術新聞」2014年9月21日号(第1355号)4面より