テーマは「風景」と「恋」
私たちが普段何気なく見ているありふれた日常の風景、あるいは名勝地や景勝地の風景。そういったものは天災や人災などで一瞬にしてなくなってしまう可能性を孕んでいる。今展ではそんな「風景」をテーマに絵画、映像作品、写真、そして詩による作品約40点を展示。芦屋ゆかりの画家である小出楢重や吉原治良、村上三郎や写真家のハナヤ勘兵衛らの作品とともに、国内外で活躍する下道基行(美術家/写真家)、林勇気(映像作家)、ヤマガミユキヒロ(美術家)ら若手作家3名と、日本を代表する詩人の谷川俊太郎の作品を展覧する。今展のために新しく制作された作品や書き下ろしの詩、新たに構成された作品などから風景表現の世界を紹介し、風景と人間の関係性を見ていく。
また「風景」に大きな変化を与える「恋」ももう一つのテーマ。歩きなれた道や見慣れた風景も、視点が変わることで様々な事柄に気づき、多くの感動と出会うことができる。今展では作家たちが生み出した風景の中を歩くことで、今まで出会った、またはこれから出会うかもしれない風景へと思いを馳せることができるだろう。
【会期】9月27日(土)~11月30日(日)
【会場】芦屋市立美術博物館(兵庫県芦屋市伊勢町12-25) TEL 0797-38-5432
【休館】月曜、ただし祝日のとき翌日
【開館】10:00~17:00(入館は閉館30分前まで)
【料金】一般500円 大学・高校生300円 中学生以下無料 ※11月15日(土)、16日(日)は「関西文化の日」で観覧無料
【関連リンク】芦屋市立美術博物館
■オープニングイベント 映像と音楽によるライブ
【日時】9月27日(土) 16:30~18:00(予定)
【出演】林勇気(映像作家)、polar M(音楽家)、米子匡司(音楽家)
【会場】芦屋市立美術博物館 庭 ※雨天の場合は館内
【料金】無料(ただし要観覧券)
※申込不要
■街歩き「作者と巡る風景」
【日時】10月25日(土) 13:00~17:00
【講師】ヤマガミユキヒロ(美術家)
【訪問先】阪神間の名所(西宮・芦屋など)
【定員】20名
【料金】300円(資料、保険代等)
【申込方法】 芦屋市立美術博物館へ電話のこと
※10月1日(水)より受付開始。定員に達し次第締切。
■ワークショップ「展覧会の風景」
【日時】10月26日(日) 14:00~16:00
【講師】中辻悦子(造形作家)
【会場】体験学習室
【料金】無料(ただし要観覧券)
【定員】20名(小学生以上)
【申込方法】往復はがきに参加希望者全員の氏名(2名まで連名可。子どもは年齢・学年も)、代表者の住所・電話番号と希望のイベント名を明記のうえ芦屋市立美術博物館まで郵送。
※10月15日(水)必着。 応募者多数の場合は抽選。申し込み締め切り後、応募者全員に返信。
〈招待券プレゼント〉
同展の招待券を、5組10名様にプレゼントいたします。
メールのタイトルに「窓の外、恋の旅。展 招待券プレゼント」とご記入の上、①郵便番号②住所③氏名④年齢⑤職業⑥当サイトへのご意見 を以下のメールアドレスまでお送りください。
present@art-news.co.jp
締切 10月15日(水)必着