成安造形大学【キャンパスが美術館】、三井寺、ホテルアンテルーム京都の3会場で開催
現代における信仰、自分にとっての神さまとは何か、また美術とはどういうものなのかをテーマにした展覧会が開催される。キュレーションは森美術館アソシエイト・キュレーターで、成安造形大学客員教授の椿玲子。今展は成安造形大学に近接する三井寺(園城寺)、比叡山延暦寺、日吉大社などを実際に訪れ、美術の源流やその背後にある地政学、さらに現代における信仰の対象を考察する中で浮びあがってきたものを、同大学生15名に加え、既に作家として活躍している7名のアーティストによって表現するもの。
「現代における信仰」を考えることは現代における価値観について考えることに繋がる。全てが有益かどうかで判断される価値観を生み出した近代以降の資本主義社会に中で、現代の日本社会と個々人にとっての神仏的存在について考えるきっかけとなり、新しい価値観の可能性を提示することを目指す。
〈招聘作家〉
飯川雄大・金氏徹平・久門剛史・前田征紀・森 千裕・Alexandre Maubert・Stéphane de Medeiros
〈成安造形大学生〉
安藤尚代・井上守晃・居村浩平・織田紗希・織辺紗邪加・垣内真央・小林希衣・坂元公美・妹尾優希・瀧川亜侑美・田代詩奈・中川亜伊子・林 宗将・平松穂乃香・宮崎こころ
【会期】10月3日(金)~11月23日(日)
【会場】
成安造形大学【キャンパスが美術館】(滋賀県大津市仰木の里東4-3-1) TEL 077-574-2111
三井寺(滋賀県大津市園城寺町246) TEL 077-522-2238
ホテル アンテルーム京都[ギャラリー9.5](京都市南区東九条明田町7) TEL 075-681-5656
【休館】成安造形大学【キャンパスが美術館】=月曜、ただし祝日のとき翌日、11月12日(水)~14日(金)、三井寺・ホテル アンテルーム京都=無休
【開場】成安造形大学【キャンパスが美術館】12:00~18:00、三井寺8:00~17:00、ホテル アンテルーム京都12:00~19:00
【料金】三井寺のみ大人500円 中高生300円 小学生200円
【関連リンク】成安造形大学【キャンパスが美術館】