VOCA展2014以来初の個展
東北という地域を出発点に震災と原発問題以降、その地域の伝統と世界との関わりなどより大きな主題へと移行してゆく作家・田中望が2014年のVOCA展以来初となる個展を開催する。
田中は1989年宮城県生まれ、山形県在住。2014年に東北芸術工科大学大学院を修了し、同年3月に開催されたVOCA展2014では「ものおくり」で最高賞であるVOCA賞を受賞した。
東北の様々な地域でレジデンスをしながら、その地域の伝承をお年寄りから聞いたり、地誌を調べたり、そこで発見したことを絵のモチーフに組みこんでゆくその作品は、洛中洛外図屏風と同様、細部をみることから出発し、より大きな全体の意味を読み解くものが多い。
【会期】10月10日(金)~26日(日)
【会場】アートフロントギャラリー(東京都渋谷区猿楽町29-18) TEL 03-3476-4869
【休廊】月曜
【開廊】11:00~19:00
【料金】無料
【関連リンク】アートフロントギャラリー
■オープニングレセプション
10月10日(金) 18:00~20:00