【京都】FLOW 水は何をつなぎ、何処へ行くのか

2014年10月10日 09:30 カテゴリ:最新の展覧会情報

 

「水」をテーマに7作家が競演

 

Feançois Xavier Gbré《Swimming pool Ⅶ, Track series Bamako》 2009

 

世界を成す四大元素、アジアでは五大元素の一つと言われる水は、地球上に生物が生まれ、また生きるために必要不可欠なもの。地球上に存在する「水」は、七つの海から蒸発し、雲となり、雨となって土壌を潤し、さらに「河の流れ」となって海に還るという循環をしている。

 

(左)Akira Miyanaga 未定(鴨川流域の風景を作品化) 2014
(右)Daphné Bitchatch《Spheres of seaweads》 2012

 

今展はこの「水」をテーマに、フランス、ドイツ、コートジボワール、日本の4つの国出身の作家が、それぞれ水に対する思考や関わりを基に制作した作品を紹介する。生活に必要不可欠であるにも関わらず、生活することで汚染を避けることができない水。また、時には災害としてその脅威をまざまざと見せつけられることも経験している。日々、何気なく口にしていながら改めて考えることの少ない「水」、それが私たち人間と同様、アイデンティティを具えた存在であることを、それぞれの作家の作品を通して感受し、考察する機会となることを目指す。

 

(左)Yasushi Yamabe《Red streams》 2013
(右)Yui Suzuki《ぶしだに》 2013

(左)Zon Sakai《重い荷物》 2001 photo by 奈良優子
(右)Tara Mahapatra《FLOW Ⅲ》 2013

 

出展作家

宮永亮

ダフネ・ビッツシャッチ

フランソワ=ザヴィエ・グブレ

タラ・マハバトラ

鈴木由衣

山部泰司

坂井存

 

【会期】10月11日(土)~11月16日(日)

【会場】京都市立芸術大学ギャラリー@KUA

【休館】月曜、ただし祝日のとき翌日

【開館】11:00~19:00(入館は閉館30分前まで)

【料金】無料

【関連リンク】京都市立芸術大学ギャラリー@KUA

 


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