【横浜市民ギャラリーあざみ野】石川直樹　NEW MAP―世界を見に行く

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【横浜市民ギャラリーあざみ野】石川直樹　NEW MAP―世界を見に行く

2014年12月10日 12:57　カテゴリ:最新の展覧会情報

あざみ野フォト・アニュアル

石川直樹《POLAR》 2006年タイプＣプリント

毎年「あざみ野フォト・アニュアル」と題し、写真表現の現在を切りとる企画展と横浜市所蔵カメラ・写真コレクション展を同時開催している横浜市民ギャラリーあざみ野。今年度は世界中を旅する写真家・石川直樹の個展を開催する。

石川は1977年東京都生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。22 歳で北極から南極までを人力踏破するPOLE TO POLE プロジェクトに参加し、その後もエベレストをはじめとするヒマラヤの8,000m 峰に次々と登頂するなど、世界の最果てから都市の混沌まであらゆる土地を旅し、人類学や民俗学の領域を横断する視点をもちながら、レンズを通して思考を巡らせてきた。

本展では、《POLE TO POLE》(2000年)から2 度目のエベレスト登頂時に撮影された《8848》(2011年)までの選りすぐりの7 シリーズと、アジアをとらえた新作を交えて約100点を展示。類まれな行動力をもって世界を写し続ける石川の20代から現在までの作品を俯瞰する。自らの眼と足で世界をつぶさに見つめ続けてきた石川直樹が描く、「新しい地図」を楽しみたい。