5名の選抜作家を展覧
公募団体に出品する新鋭作家5名に注目し、連立個展形式で紹介する「都美セレクション 新鋭美術家 2015」。今回の出品作家は昨年5月の「公募団体ベストセレクション 美術 2014」より審査を経て選抜された5名。出品作家は瀬島匠(1962年生まれ、独立美術協会会員)、髙島圭史(1976年生まれ、日本美術院特待)、高松和樹(1978年生まれ、独立美術協会会員)、田丸稔(1968年生まれ、日本彫刻会会員)、山田彩加(1985年生まれ、日本版画協会会員)。
今展のために幅6mの大作に挑み、迫力ある存在感を打ち出す瀬島、日本美術の古典研究から触発された手法で自らの世界を表す髙島、SNS などの情報から着想を得てコンピューターで作画し樹脂性絵具で仕上げる高松、斬新な構成力で男と馬を巧みに組み合わせた立体像を発表し続ける田丸、「命の繋がり」という創作コンセプトのもと過去と未来を象徴する時計や生命体を精緻なリトグラフで表現する山田。
各作家が新作を含む4~10点を展覧する。
【会期】2015年2月19日(木)~3月15日(日)
【会場】東京都美術館(東京都台東区上野公園8-36) ☎03-3823-6921
【休室】3月2日(月)
【開室】9:30~17:30(入室は閉室の30分前まで)
【料金】一般500円 65歳以上300円 学生以下無料 ※同時開催の「新印象派―光と色のドラマ」展チケット提示(半券可)で無料
【関連リンク】東京都美術館