「信徒発見」150周年記念事業・世界遺産推薦記念特別展
1865年3月17日、江戸幕府の長い弾圧政策の中で消滅したと思われていた日本のキリスト教徒の存在が宣教師によって改めて確認され、世界へ紹介された。この「信徒発見」は、世界宗教史上の奇跡と称され、国内外から注目される、長崎とキリスト教徒との密接な関係を示す象徴的なものである。現在、長崎歴史文化博物館では、この「信徒発見」150年記念日にあわせて、聖ザヴィエルの布教から「信徒発見」に至る長崎とキリスト教との関係をたどる展覧会が開催されている。
今展では、東京国立博物館が所蔵する、旧長崎奉行所宗門蔵に保管されていた潜伏キリシタンからの押収品約200点を一挙公開しているのをはじめ、五島列島、平戸、島原、長崎市外海地区等の特色ある関係資料約550点を紹介。世界文化遺産登録を目指す「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」成立背景に迫る。
長崎県・上智大学連携シンポジウム『長崎のキリスト教伝来と未来』
「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」および「信徒発見150年」
開催日時:3月9日(月) 13:00~17:00
会場:長崎ブリックホール (アクセス)
入場料:無料 ※要事前申込み
問合せ:上智大学カトリックセンター(TEL:03-3238-4161)
鼎談「かくれキリシタンを語る」
開催日時:3月14日(土) 14:00~16:00
会場:同館1階ホール
定員:140名
参加費:無料
講師:松川隆治氏(枯松神社保存会会長)、中園成生氏(平戸市生月町博物館・島の館学芸員)、髙橋弘一氏(新上五島町教育委員会文化財課主査)
講演会「信徒発見」とプティジャン司教の時代
開催日時:3月21日(土) 14:00~15:30
会場:同館1階ホール
定員:140名
参加費:無料
講師:中島昭子(捜真学院長)
体験プログラム「ド・ロさま 食の体験」
開催日時:3月15日(日) 10:00~12:30
会場:同館1階講座室
定員:15名程度(先着順・要事前申込み)
参加費:1,000円
メニュー:かんころもち、ド・ロさまパスタ
講師:日宇スギノ氏(一般社団法人ド・ロさまの家/フェルム・ド・外海)
【会期】2015年2月19(木)~4月15日(水)
【会場】長崎歴史文化博物館 3階企画展示室(長崎市立山1-1-1)
【TEL】 095-818-8366
【休館】3月12日(木)
【開館】8:30~19:00(最終入館18:30)
【料金】一般800円 高校生以下無料
【関連リンク】 長崎歴史文化博物館