【日本橋】 第4回 稜の会

2012年08月29日 10:08 カテゴリ:最新の展覧会情報

 

 

笠井誠一「ボトルと篩のある卓上静物」60.6×80.3cm 油彩、キャンバス

稜の会は、立軌会を主たる発表の場として活躍する12名の洋画家による展覧会で、今年で第4回となる。「自由な制作精神を志し、自らの稜線を歩き頂を目指そう」と名付けられた。各々が特異な存在感を際立たせ、自由な創作を志し多彩な活動を繰り広げる。各作家は中~小品を2、3点ずつ出品、一段と高い頂を見据えて描かれる意欲作を展観したい。

 

出品作家は赤堀尚、五百住乙人、大庭英治、笠井誠一、金子滇、久野和洋、栗原一郎、坂口紀良、志村節子、松田環、山田嘉彦、横森幹男。

 

大庭英治「白い静物のある室内」80.3×60.6cm 油彩、キャンバス

立軌会は1949年に牛島憲之、須田寿、山下大五郎ら7名により、「絵の内容を日本人に乏しい立体という事をまともに考える」こと等から結成された。現在独自の作風を表わす洋画家44名の会員制により運営され、10月13日~28日にはリニューアルした東京都美術館に会場を移し第65回記念展を開催する。

 

【会期】 8月29日(水)~9月4日(火)

【会場】 髙島屋東京店6階美術画廊(東京都中央区日本橋2-4-1)

☎03-3211-4111

【休廊】 無休 【開廊時間】 10:00~20:00(最終日のみ16:00まで)

【料金】 無料

【巡回】 9月19日(水)~25日(火)ジェイアール名古屋タカシマヤ10階美術画廊

 

ギャラリートーク

9月1日(土)15:00~

【会場】髙島屋東京店6階美術画廊

 

「新美術新聞」2012年9月1日号(第1289号)4面より

 


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