【国立近現代建築資料館】ル・コルビュジエ×日本―国立西洋美術館を建てた3人の弟子を中心に

2015年07月07日 18:35 カテゴリ:最新の展覧会情報

 

国立西洋美術館 竪管露出シャフト詳細図 所蔵:株式会社前川建築設計事務所

国立西洋美術館 竪管露出シャフト詳細図 所蔵:株式会社前川建築設計事務所

 

日本の建築界に多大な影響を及ぼした近代建築の巨匠、ル・コルビュジエ(1887~1965)と、その弟子として国内建築の発展に寄与した3人の弟子に焦点を当てた展覧会「ル・コルビュジエ×日本―国立西洋美術館を建てた3人の弟子を中心に」が国立近現代建築資料館で7月21日から開催される。

 

西洋建築の模倣から始まった日本の近現代建築はモダン・ムーブメントを受容する中で日本独自の発展をとげ、今日に至っている。その過程で重要な役割をしたのがル・コルビュジエだった。今展では日本の近現代建築において、ル・コルビュジエがどのように発見・受容され、展開したかを、パリのアトリエで学んだ3人の弟子たち(前川國男、坂倉準三、吉阪隆正)の活動を中心に探るとともに、日本におけるル・コルビュジエ唯一の実作であり2007年に国の重要文化財に指定された《国立西洋美術館》(1959)の建設経緯と建築の魅力を紹介する。

 

ニューヨーク世界博覧会日本館 前川國男のスケッチ 所蔵:株式会社前川建築設計事務所

ニューヨーク世界博覧会日本館 前川國男のスケッチ 所蔵:株式会社前川建築設計事務所

 

国立西洋美術館 躯体工事 所蔵:国立近現代建築資料館

国立西洋美術館 躯体工事 所蔵:国立近現代建築資料館

【会期】2015年7月21日(火)~11月8日(日)

【会場】国立近現代建築資料館(東京都文京区湯島4-6-15 湯島地方合同庁舎内)

【TEL】03-3812-3401

【休館】無休

【開館】10:00~16:30

【入館方法】

①湯島地方合同庁舎正面から=展覧会観覧者は事前の入館申込みが必要。

②都立旧岩崎邸庭園から(展示期間中のみ)=事前の入館申込みは不要。(※旧岩崎邸庭園からの入館となるため入園料400円(一般)が必要)

【関連リンク】国立近現代建築資料館

 

 


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