14年ぶりの大規模個展「村上隆の五百羅漢図展」
森美術館で10月31日から開幕する村上隆14年ぶりの大規模個展「村上隆の五百羅漢図展」の詳細が明らかになった。
これまでも全長100メートルに及ぶ超大作《五百羅漢図》が日本で初公開されることは公表されていたが、今回の発表ではその他の作品についても言及。展覧会を構成する作品すべてが日本初公開のものであることが分かった。今展では村上が10年近い歳月をかけて今なお制作に取り組んでいる《宇宙の産声》や《欲望の炎―金》(2013年)等の大型彫刻作品から、今展のために手がける「727」や「Tan Tan Bo」といった代表的シリーズの最新作の数々、円相図や金銀の唐獅子等まで展覧。世界を舞台に活躍し続ける村上隆の最新形を見るまたとない機会となるだろう。
なお2016年1月30日からは横浜美術館で村上隆が蒐集した国内外の美術品を初公開する「村上隆のスーパーフラット・コレクション―蕭白、魯山人からキーファーまで―」が開催される。
【会期】2015年10月31日(土)~2016年3月6日(日)
【会場】森美術館(東京都港区六本木6-10-1)
【TEL】03-5777-8600
【休館】無休
【開館】月・水~日曜10:00~22:00、火曜10:00~17:00(11月3日は22:00まで、いずれも最終入館時間は閉館の30分前まで)
【料金】一般1,600円 高校・大学生1,100円 4歳~中学生600円 ※7月23日から8月31日まで2枚1組の「早割ペア前売り券」(2,500円)も発売
【関連リンク】森美術館