【小山登美夫ギャラリー】菅木志雄「志向する界景」

2015年11月27日 16:59 カテゴリ:最新の展覧会情報

 

 

「もの派」を代表し、昨今その評価が世界的に高まりを見せている菅木志雄が小山登美夫ギャラリーで5度目の個展を開催する。

 

菅は1944年、岩手県盛岡市生まれ。最近の大規模な個展として、2014年11月~今年2月にかけて行われたヴァンジ彫刻庭園美術館の「菅木志雄展」や、今年1月~3月の東京都現代美術館「菅 木志雄 置かれた潜在性」など、国内で2つの個展が同時期に開催され、大きな話題となった。また海外では現在ロンドンのギャラリー、Blain|Southernで作品展示が行われ(~11月21日)、来年には中国・烏鎮のThe Wuzhen International Contemporary Art Invitational Exhibitionでのグル ープ展、ミラノのファンデーションHangar Bicoccaでの個展、リオ・デ・ジャネイロ近代美術館 「共時の出現:日本の美術1955-1975」(仮)展も控えるなど、その活動はますます精力的なものとなっている。

 

今展タイトルは作家自身の漢字の造語(作品制作のコンセプトを表わす)によってつけられており、菅がコンセプトを重視するアーティストであることを示すもの。出展作は、大きな壁掛け作品約10点、小さな壁掛け作品約20点、床置き作品約2点で、全て最新作で構成。 国内外でもの派への注目が改めてクローズアップされている昨今にあって、今なお、ものや空間の本質を追究し、志向し、表現し続けるアーティストの最新作に注目が集まる。

 

【会期】2015年11月14日(土)~12月26日(土)

【会場】小山登美夫ギャラリー(東京都渋谷区千駄ヶ谷3-10-11)

【TEL】03-6434-7225

【休廊】日・月曜、祝日

【開廊】11:00~19:00

【料金】無料

【関連リンク】小山登美夫ギャラリー

 

 


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