【東京】 ホームアゲイン―Japanを体験した10人のアーティスト 〈招待券プレゼント〉

2012年09月25日 17:56 カテゴリ:最新の展覧会情報

 

言語・宗教・慣習の異なるアーティストたちが集い、美術館に創る「共生」の場

 

シャギニ ラトナウラン  「L.S.」 2011年 57.2 x 150.3 cm 写真(インクジェットプリント)

 

2007年から2011年にかけて日本でのアーティスト イン レジデンス(以下、AIR)を体験した広域アジアならびにアメリカ大陸の若手アーティストによる本展は、現代アートを通じて国際社会の中の“日本”を紐解くとともに、先進的なAIRプログラムの新たなあり方を模索する試みとなっている。

 

本展は、AIRプログラムをはじめ、現代アートの学校MAD(Making Art Different)や展覧会などを通じた現代アートと視覚文化を考える場所作りを行うNPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]と原美術館が主催。AITを通じて東京に滞在した作家たちを再招聘し、彼らの滞在中の作品とともに帰国後に制作した近作、新作で構成する。

 

 

フロレンシア ロドリゲス ヒレス  「フィクショナル・アイランズ」(部分・参考図版) 2009年 100 x 100cm(インスタレーションサイズ) 鉛筆、マーカーペン、水彩絵具、紙、写真 撮影:木奥惠三

現代美術の国際交流から創られる「共生」

 

カディム アリやチアゴ ホシャ ピッタなど現代アートの国際展に参加する作家をはじめ、言語・宗教・慣習の異なる様々な文化圏から集まった若手作家たち10名が参加。日本での3ヶ月間の体験は、彼らの表現の変化や進展に、どのような形で見出されるだろうか。

 

彼らが体験した「Japan」は、それぞれのホームを再確認し、文化の壁を越えた「共生」に向けたヒントを得る契機になっただろう。その「共生」のための仮想の家(ホーム)として提示されるのが、かつて私邸として建てられた原美術館の空間というのもまた興味深い。絵画・インスタレーション・写真・彫刻など、現代美術ならではの多様な表現を通じて、彼らが創る「共生」の場を楽しんでほしい。

 

 

メアリー=エリザベス ヤーボロー 「変化(太陽の下で日々が始まり、終わる)」 2008年 56×81.5 cm ダクトテープ、粘着性マット、黒色アクリルパネル 撮影:木奥惠三

【会期】 2012年8月28日(火)~11月18日(日)

【会場】 原美術館(東京都品川区北品川4‐7‐25)

☎03‐3445‐0651

【休館】 月曜日(祝日にあたる10月8日は開館)、10月9日

【開館時間】 11:00~17:00/水曜11:00~20:00(入館は閉館30分前まで)

【料金】 一般1,000円 大高生700円 小中生500円

【関連リンク】

原美術館公式ホームページ 

展覧会特設ページ

 

 

〈招待券プレゼント〉

同展の招待券を、5組10名様にプレゼントいたします。

メールのタイトルに「ホームアゲイン展」とご記入の上、①郵便番号②住所③氏名④年齢⑤職業⑥当サイトへのご意見を以下のメールアドレスまでお送り下さい。

present@art-news.co.jp

締切 10月10日必着

 

※応募多数の際は抽選とさせていただきます。なお当選者の発表は、発送をもってかえさせていただきます。

 

 


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