世界の女性作家による漆表現の現在―8カ国31作家が出品
アジア地域における天然の工芸素材「漆」。現代において、この漆を女性作家はどのようにとらえ、また革新を目指しているのか。文化・芸術による交流、相互理解をさらに深めることを目指し、日本、中国、韓国、東南アジア、ヨーロッパ、アメリカの女性漆工芸作家31名が参加する「漆・うるわしの饗宴展」が開かれている。
東京・山脇ギャラリー、京都市立芸術大学ギャラリー・アクア、福島・喜多方市美術館の3カ所が会場。作品展示、シンポジウム、パフォーマンスなど多彩なプログラムが催される。東京と京都では、シンポジウムが予定される。
参加作家
日本 吾子可苗、安藤彩英子、青木千絵、下條華子、早﨑小夜子、井上絵美子、いらはらみつみ、亀谷彩、松島さくら子、名雪園代、笹井史恵、茂田典子
中国 馮 曉 娜、馬 玉、喬 加、俞 崢 、祝 重 華
韓国 ク ウンギョン、イ ヒョンスン、イ ジョンウン、パク スイ、シン ミョンヒ、シム ユギョン、ユン サンヒ
ベトナム コン キム ホア
タイ チャンタナ チャンティム
ミャンマー ティン マー ウィン
フランス カトリーヌ ニコラ
アメリカ ニャットラン、ピ ピ オアン、シャ シャ ヒグビー
シンポジウム
「女性漆作家の視点から漆造形を考える1~各国の漆事情と表現 漆に何ができるか」
2012年9月29日(土) 13:30~15:20
【司会】 外舘和子(工芸評論家) 【会場】 東京藝術大学中央棟第3講義室(東京都台東区上野公園12-8)
※ 入場無料、申込不要
「女性漆作家の視点から漆造形を考える2~漆素材の特性と表現 漆に何ができるか」
2012年10月6日(土) 13:30~15:20
【司会】 外舘和子(工芸評論家) 【会場】 京都市立芸術大学ギャラリー・アクア
※ 入場無料、申込不要
東京展
【会期】 2012年9月14日(金)~10月1日(月)
【会場】 山脇ギャラリー(東京都千代田区九段南4-8-21)
☎080-4893-3058(同展実行委員会)
【休廊】 日・祝日 【開廊時間】 11:00~18:00(最終日のみ14:00まで)
【料金】 無料
京都展
【会期】 2012年10月6日(土)~21日(日)
【会場】 京都市立芸術大学ギャラリー・アクア
(京都市中京区油小路通御池押油小路町238-1)
☎075-334-2204(同大教務学生支援室 事業推進担当)
【休廊】 月曜、祝日のとき翌日 【開廊時間】 11:00~19:00(入館は18:45まで)
【料金】 無料
福島展
【会期】 2012年10月27日(土)~11月25日(日)
【会場】 喜多方市美術館(福島県喜多方市押切2-2)
☎0241-23-0404
【休館】 水曜 【開館時間】 10:00~18:00(入館は閉館30分前まで)
【料金】 一般500円 大・高校生300円 小・中学生200円
【関連リンク】 「漆・うるわしの饗宴展」公式ホームページ