島根県立石見美術館では、「澄川喜一彫刻展 そりのあるかたち」と「東京藝大美術館所蔵 日本近代美術の名品展-森鷗外と米原雲海を中心に―」を開催している。
彫刻家・澄川喜一は1931年島根県生まれ。文化功労者、元・東京藝術大学学長として知られ、東京スカイツリー®のデザイン監修も大きな話題となった。今展では代表作のシリーズ「そりのあるかたち」など70年代から近年までの作品を紹介。厳選された16点が展示される。
「日本近代美術の名品展」は、東京藝術大学の所蔵するコレクションから、2点の重要文化財、浅井忠「収穫」と原田直次郎「靴屋の親爺」を含む約100点が展示。とくに島根県出身の森鷗外(1862~1922)に関連する作品や、同じく島根の生まれである彫刻家・米原雲海(1869~1925)を特集する。
【会期】
「澄川喜一彫刻展」 2012年10月6日(土)~12月24日(月)
「日本近代美術の名品展」 2012年10月6日(土)~11月26日(月)
【会場】 島根県立石見美術館(島根県益田市有明町5-15 島根県芸術文化センター「グラントワ」内)
☎0856-31-1860
【休館】 火曜
【開館時間】 10:00~18:30(入館は閉館30分前まで)
【料金】 「澄川喜一彫刻展」一般300円 「日本近代美術の名品展」一般1000円
【関連リンク】 島根県立石見美術館 公式ホームページ
彫刻家・澄川喜一によるスペシャル・ギャラリートーク
10月21日(日) 14:00~
※要観覧券またはミュージアムパスポート