画業75年を数える堀文子(1918年東京生まれ)。恒例となっているナカジマアートでの新作展が今年も開催される。
画家は「原始に還る」をひとつのテーマに、イタリア・エトルリア文明の遺品を作品に取り入れるなど、いにしえからの人間の表現・芸術を自らの手で探ってきた。今展では日本の「花札」と「アフリカの仮面」をモチーフとして選択。日本の古典芸術を分析・研究、再現に挑む。仮面の新境地も期待したい。
94歳にして新たなモチーフと向き合い、作品世界を広げ続ける堀。代表的な花・草花の作品も展示し、10余点の出品を予定する。
また、毎年人気のカレンダー「堀文子 暦 2013」(税込2100円)も完成し、申込が始まっている。詳細はこちら。
【会期】 2012年11月15日(木)~12月5日(水)
【会場】 ナカジマアート(東京都中央区銀座5-5-9アベビル3階)
☎03-3574-6008
【休廊】 会期中無休 【開廊時間】 11:00~18:30
【料金】 無料
【関連リンク】 ナカジマアート 公式ホームページ