校舎の損壊など、東日本大震災の影響を受けた福島県立保原高等学校(福島県伊達市)。同校の美術部員らを中心に取り組む「がれきに花を咲かせようプロジェクト」の活動が、東京・銀座で紹介される。
同校では、がれきに花の絵を描くことで前向きな気持ちをこめた「花がれき」の制作を続けてきた。その写真にメッセージを添えた「花がれき壁掛け」は仮設住宅に贈られ、一昨年、昨年と福島第一原発の作業員へ、応援と感謝をつづった絵手紙も届けている。
今回の展示では、「花がれき」をはじめ、仮設住宅の外壁に描いた絵の写真や様々な活動の状況を、作品と写真、映像などから展示。金沢美術工芸大学卒業生の有志が、開催に向けて協力している。
【会期】 2013年2月5日(火)~10日(日)
【会場】 銀座アートホール1階・2階(東京都中央区銀座8-110銀座コリドー街)
☎03-3571-5170
【休館】 会期中無休 【開館時間】 11:00~18:30(最終日のみ16:00閉場)
【料金】 無料
【関連リンク】 「がれきに花を咲かせようプロジェクト」