1968年、中原佑介と石子順造の企画により、東京画廊と村松画廊で開催された「トリックス・アンド・ヴィジョン」展。同展出品作の再展示を中心に、「もの派」の誕生を探る展覧会が東京画廊で開催される。
掲出のほか、高松次郎「波の柱」や、関根伸夫「位相―スポンジ」、菅木志雄の1975年のドローイングなどが主な出品作。初日には「もの派」へ数多く発言してきた峯村敏明氏と、「石子順造的世界」(府中市美術館)で「トリックス・アンド・ヴィジョン」展を一部再現した成相肇氏らによるトークが開催される。
出品作家(予定)
飯田昭二、鈴木慶則、高松次郎、堀内正和、榎倉康二、小清水漸、菅木志雄、関根伸夫、成田克彦
「トリックス・アンド・ヴィジョンからもの派へ」
【会期】 2013年3月9日(土)~4月6日(土)
【会場】 東京画廊+BTAP(東京都中央区銀座8-10-5 第4秀和ビル7階)
☎03-3571-1808
【休廊】 日・月・祝日
【開廊時間】 11:00~19:00(土曜のみ17:00まで)
【料金】 無料
【関連リンク】 東京画廊+BTAP 公式ホームページ
トークイベント「その時、現代美術が動いた」
2013年3月9日(土) 15:00~
峯村敏明(美術批評家) ×成相肇 (東京ステーションギャラリー学芸員)×山本豊津(東京画廊+BTAP ディレクター)
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