昨年のギャラリートークの様子（繭山龍泉堂）

東京で銀座に次ぐアート密集地として知られる日本橋・京橋エリアで、67の画廊や美術店を中心に、書店、百貨店を拠点にした恒例のアートイベント「東京　アート　アンティーク2013」が4月26日(金)から28日(日)までの3日間開催される。

本イベントでは、古美術から現代美術まで幅広く美術を紹介し、その魅力を現代に引き継ぐことを目指している。また、展覧会だけでなく、4～5店舗を巡るギャラリーツアー（有料）、トークイベント（繭山龍泉堂）、酒器で呑む日本酒の試飲会（ギャラリーこちゅうきょ）、舞踏パフォーマンス（春風洞画廊）など多彩なイベントが催され、さまざまな情報も発信される。一部のイベントを除き無料で観覧、参加ができる。

地域をあげての特別な3日間。これを機会に、敷居が高いと思われがちな格式ある美術店や画廊を訪れ、日本のアートや古美術に親しみたい。参加美術店・画廊は以下のとおり（順不同）。

日本橋三越本店６階美術フロア、日本橋髙島屋６階美術画廊、丸善書店日本橋店3階ギャラリー、アートスペース繭、古美術木瓜、千代春画廊、Daishojiya Ceramics Galler、海老屋美術店、エトワール画廊、古美術藤島、風招、五月堂、花筥、古美術花からくさ、林田画廊、長谷宝満堂、飯田好日堂、飯沼緑心堂、池内美術、井上オリエンタルアート、古美術甍堂、古美術いづみ、かどまつ誠心堂、古美術花徑、金井画廊、嘉盛堂、加島美術、古美術春日井、河井汲古堂、吉平美術店、北山美術店、壺中居、ギャラリーこちゅうきょ、KSギャラリー、古美術薫匠、古美術 京橋、去来、前坂晴天堂、Gallery MARI、松森美術、繭山龍泉堂、古美術明成、木雞、中長小西、古美術 奈々八、西川美術店、古美術凛、三渓洞、古美術ささき、Gallery Seek、山中精華堂、四季彩舎、齋藤紫紅洞、古美術清水、下井美術、不忍画廊、古美術祥雲、春風洞画廊、秀山堂画廊、翠竹堂、翠波画廊、オリエント考古美術・太陽、古美術天宝堂、ギャラリー帝塚山、ギャラリー戸村、つつみ美術、宇野商店、浦上蒼穹堂、古美術佗助、渡邊三方堂。

詳細は公式ホームページまで、個別の展覧会やイベントなどに関する問合せは各店、画廊まで。

「新美術新聞」2013年4月11日号（第1309号）2面より