「新美術新聞」2013年5月21日号を発行しました。1面トップは「夏目漱石の美術世界展」です。明治の文豪・夏目漱石は無類の美術愛好家で、その文学世界には古今東西の画家や作品が登場します。本展のみどころを東京藝術大学大学美術館准教授・古田亮さんに語っていただきました。

毎月のインタビューコーナー「ときの人」。今回は平塚市美術館館長の草薙奈津子さんです。館長に就任して10年、入場者数を増やすなど、着実に運営手腕を発揮している草薙さん。美術館での企画展への思いを中心にお聞きしました。

同じく連載のインタビューコーナー「画廊の本音」は、東京・銀座1丁目のギャラリームサシ、石田善計さん。実は老舗の和家具屋の6代目に当たるそうです。なぜ画廊に転業したのか、またその後の歩みとは―？画廊運営のスタンスについてうかがいました。

◆2013年5月21日号のラインナップ

【展覧会紹介】 夏目漱石の美術世界展（東京藝術大学大学美術館）、喜寿記念 大矢紀日本画展（日本橋三越本店ほか）、有栖川宮・高松宮 ゆかりの名品（上野の森美術館）、髙野元孝油絵展（さくら野百貨店青森店）　ほか

【ときの人】 草薙奈津子さん（平塚市美術館館長） 「美術家が“最高の姿”で輝くために」

【インタビュー】　「画廊の本音」＝ギャラリームサシ・石田善計さん

「画廊は、作家、来廊者、画商が出会う場」

【美術界ニュース】　大原美術館で特別企画展「Ohara Contemporary（オオハラ コンテンポラリー）」が開幕

【連載】　通信アジア＝青木保 「ドーハで村上隆展を見る」

アートマーケット情報＝桂木紫穂 「九鬼周造『「いき」の構造』異聞」

【コラム・寄稿】　新美術時評「美術と教育5」＝澄川喜一　　日々好日＝下川昭宣（彫刻家）　 

【展評】 第99回光風会展、第90回記念 春陽展、第53回日本南画院展　ほか

【書道界展望】 中国・上海博物館「青山杉雨展」報告＝樽本樹邨（謙慎書道会理事長）、

ひと文字＝吉川蕉仙「山」　ほか
 

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