資生堂ギャラリーによる新進アーティスト公募プログラム「shiseido art egg」の応募受付が、6月1日(土)より開始される。
発表の場を求める若手作家にギャラリーの門戸を広く開くものとして、同公募では応募作家の活動履歴をまとめたポートフォリオと展示プランより、作品のクオリティー・活動理念・「資生堂ギャラリーの空間でなにをどのように表現しよう としているのか」を評価のポイントとして審査を行い、3名(組)のアーティストを選出。選出されたアーティストには制作補助金として30万円が与えられるほ か、ギャラリー学芸員や専門の展示スタッフの協力、展覧会記録カタログの作成等、様々なサポートを含む展覧会の機会が与えられる。そして、3名(組)の展覧会終了後には、さまざまな芸術ジャンルで活躍する3人の審査員によって「shiseido art egg賞」が選出され、賞金20万円が贈呈される。
昨年の第7回では、全国より293件の応募があり、その中から久門剛史、ジョミ・キム、川村麻純の3名が入選。消臭ビーズやアルミ風船など、会期中に状態の変容する素材を用いて“日常”の美しさを作品化したジョミ・キムが、魅力的な空間構成や、物事の本質を把握する力の高さへの評価、将来的な可能性への期待から「shiseido art egg賞」を受賞した。
【応募受付期間】
2013年6月1日(土)~15日(土) ※当日消印有効
【応募資格】
作品ジャンル、国籍、年齢不問(ただし、日本在住者に限る)。ユニットやグループなど複数名での応募も可。
【応募方法】
所定の応募用紙に記入のうえ、過去の作品写真や活動記録とともに、指定の状態で郵送。
【審査員】
岡部あおみ (美術評論家/資生堂ギャラリーアドバイザー)
水沢勉 (神奈川県立近代美術館館長/資生堂ギャラリーアドバイザー)
資生堂ギャラリー学芸スタッフ
(敬称略・順不同)
【ポートフォリオ送付先】
〒104-0061 東京都中央区銀座7―5-5
株式会社 資生堂 「資生堂ギャラリー公募展受付事務局」
※なお、問合せは資生堂ギャラリー(☎03-3572-5120)まで。
【関連リンク】 資生堂ギャラリー