GTS(藝大・台東・墨田)観光アートプロジェクト委員会が主催するアート環境プロジェクト「マケット・プラニング展〔前期〕」が現在、台東区生涯学習センター1階アトリウムで開催されている。
「GTS観光アートプロジェクト」とは、東京藝術大学・台東区・墨田区の共催で2010年度から3年間行なわれている地域連携プロジェクト。浅草と東京スカイツリー®をアートで結び、観光を楽しみながら隅田川エリアを散策できる回遊ルートの創設を目的としている。
その柱のひとつである「アート環境プロジェクト」では、東京スカイツリーのビューポイントとなる隅田川の両岸地域に環境アート作品を設置し、それらを結んだ観光アートラインの設計を目指している。毎年4作品ずつ3年間で12作品を設置する。
本展では、今年度に設置する作品のプラニング段階のマケットやイメージドローイングなどを展示。入場無料、7月18日(水)まで。10月には、さらに詳細を伝える「マケット・プラニング展〔後期〕」も予定している。
なおGTSでは、昨年度までに完成した環境アート8作品とアートベンチ4台を解説した「アート環境マップ」を制作。台東区立施設等で配布している。あわせて手にとってみてほしい。
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