【イベント】 全国のアート・イベント ピックアップ

2013年07月08日 19:08 カテゴリ:最新のニュース

夏から秋、アートに会いに旅に出よう!

 

現代アートの祭典、アートを核にした町おこしプロジェクトが全国各地で試みられている。今年も夏から秋にかけて、魅力的なイベントが続々開催される。

 

 (※画像をクリックするとPDFが開きます。)

 

1984年に開始した「東川町国際写真フェスティバル」は、町おこしの老舗格。「写真の町」宣言を行った同町は、フェスティバル会期中写真一色に染まる。撮影会も多数実施され、写真愛好家には見逃せない。一方「奥入瀬十和田芸術祭」は初開催ながら、青森出身の奈良美智が特別協力するなど著名作家が名を連ね、期待できそうである。

 

大都市では「あいちトリエンナーレ2013」、「堂島リバービエンナーレ2013」、「神戸ビエンナーレ2013」と、芸術祭が重なる。あいちと堂島は海外の作家も多数参加し、世界のアートの今を肌で感じることができる。秋に開催する神戸は、ファッション、デザイン、日本の伝統芸術なども視野に入れているのが特徴。

 

地方は、広域エリアで展示や様々なイベントが繰り広げられる。「中之条ビエンナーレ2013」は、土日祝日に展示会場を巡るバスが運行される予定。「信濃の国 原始感覚美術祭2013」は、キャンプ場や田んぼなどでもイベントが展開され、自然の中でアートを満喫できる。春の部が終了、夏も大物アーティストが揃う「瀬戸内国際芸術祭2013」は、たっぷり時間を取って瀬戸内海の島巡りを楽しみたい。各エリアが会期をずらして開催する「奈良・町屋の芸術祭 HANARART2013」は晩秋まで。アーティスト・イン・レジデンスは全エリアで行われる。

 

 

「新美術新聞」2013年7月11日号(第1317号)2面より

 

 


関連記事

その他の記事